それは遠い昔のとある王国でのお話。
まだ魔法使いが普通に王国で生活していた頃。
今まで何事も無く平和だったその王国にある大事件が起きました。
それまでは占いや治癒などに使っていた魔法だけでは飽き足らず、
もっとすごい事ができないかと思ったある一族が動物に魔法をかけ
どんな動物でも人間に変身できるようにしたのです。
それだけだったら特に問題はなかったのですが…。
魔法をかけられた動物たちはそのまま繁殖を繰り返し
普通の動物とはまた違う種族になり魔獣と呼ばれるようになりました。
そして新たな種族として確立してしまった魔獣たちは人間に変身し、
本物の人間を騙し襲うような者も出てきたのです。
元が動物の相手には法律が行き届かず一時はとても荒れた国になってしまいました。
そこで国を立て直すために魔法を使う者を規制し、一部は国を追われることに。
魔獣は徹底的に王国内から排除され、逃げ延びた魔獣さえも探しだして殺すようにとの命令が出ました。
長い年月が経った今では国には狩人という魔獣を排除する仕事をする人が現れ、
王国内でも規制が厳しい魔法使い、追放された魔法使いは国から離れたところでひっそりと暮らしています。
逃げた魔獣達も狩人に見つからないようにと隠れながら生活しています。
こんな世界観でうちの子妄想してみたいなと
ティンと来たのでまとめておく==
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